個別指導塾のシェアが塾業界で伸びてきている

個別指導塾

塾業界の指導の形態もここ20年で大きく変わってきています。学習塾白書によれば、塾業界全体の売上に占める個別指導塾の総売上は約43%と試算されています。

個別指導塾が伸びている理由として国民意識の多様化、夫婦共働き世代の増加、手軽さの3つが挙げられると言われています。

国民意識の多様化というのは、「みんなと同じ横並び」よりも「自分らしさ」を大切にするという事です。今の子供達らしい考え方ですね。共働き世代の増加は、家庭で親が子供の勉強を見てあげる時間が減っていることを意味していて、今までの時代であれば集団指導塾の授業で受けて分からない問題は家で親が教えることができたところを、今はそれができない状況なので、塾による個別指導が必要になってきたという考え方です。手軽さというのは、好きな時間に好きなだけ受講をし、料金はそのぶんだけ払えばよいというフレキシンブルさが受けているという意味です。必要に応じて受講時間や受講回数を変更できるので「とりあえず」という軽い気持ちで個別指導塾に入塾しやすいのです。

デジタル教材を利用した個別指導スタイルも増加傾向に!

塾の授業形態に変化をもたらしているものが、映像授業パソコン学習ですね。東進の林先生が一躍ブレークしたので、映像授業の存在は世間一般でも認知度が上がる格好となりました。

映像授業とはあらかじめ録画された有名講師や人気講師のハイレベルな授業を塾や家庭のモニターで好きな時に視聴するシステムで、大学受験においては東進衛星予備校、代ゼミサテライン予備校、河合塾マナビスなどが有名です。

パソコン学習とはパソコンの画面に映し出される教材に指示に従って学習を進める方法のことで、ゲーム感覚で楽しむ取り組むことが可能です。学研CAIスクールやセルモ、すららなどの塾でCAI学習をメインとした指導を行っています。

映像授業もパソコン学習も生徒1人1人のレベルとペースに合わせて利用できるうえ、人件費もかからないので非常に安価なのが特徴です。利益率が非常に高いビジネスなのです。

個別指導塾のシェアが拡大しているわけですが、これらの映像授業やパソコン学習も言ってみれば個別指導のひとつの形態です。時代性ですね。いずれも個別指導のシェア拡大には寄与していますし、これらの形態が個別指導塾の最先端の形態ともいえるでしょう

ただし、映像授業にしてもパソコン学習にしても担任やチューターと呼ばれる役割の人の存在は必須で、志望校の目標設定をしたり学習計画を立案するためには、プロの講師が欠かせません。

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